感動

なでしこジャパン2-2の末、PKで勝利。FIFA WORLDCUP優勝。
正直アメリカに勝つと思っていませんでした。
パワー、個人の力では負けていたし、
連携もそれほど上手く機能しなかったと思う。
それでも勝てたのは一発勝負の集中力を切らさなかった、
という非常にメンタルなところだったのではないでしょうか。

監督の交代策ははまらなかったように思うのだけど、
ドリブルでキリキリ舞いにさせて、あわよくばFKゲットを狙っていたんでしょうか。
確かにそれは観たかったけど、なかなかFWにボールが収まらなかった感じ。

ただ、数少ないチャンスをものにした選手のプレイは素晴らしかったし、
やっぱり澤のゴール臭覚って凄い。あと宮間が点を入れたのもうれしかった。
(PKの時の宮間のガッツポーズもなんか笑ってしまった)
もちろん海堀のセービングも神がかり的だった。

SAY NO TO RACISMというのが今大会の標語だったのだけど、
素晴らしい試合というのは差別を忘れさせてくれるような気がします。
だからこの決勝も「女だから」どうこうというのは無くて純粋に楽しめた。
で、素晴らしい試合というのは、あらゆる大義名分が
意味をなさなくなってぐらい内容が素晴らしいもので、
サッカーの試合の場合、「サッカーのため」だけに一生懸命になっている試合
だと思います。

日本女子サッカーのこれからの盛り上がりに期待してます!