3月15日の東京のベクレル&シーベルト

について以下の報告がありました。
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/11.3.25tokyomienaikumo.pdf
15 日午前6時過ぎに2号機で爆発が起こった。
フランス大使館は15 日午前の段階で「10 時間ほどで東京に弱い放射能が到達するおそれがある」として、都内在住の自国民に外出を控えるよう勧告した。
我が国の政府もテレビで解説する「専門家」も「健康には何ら影響の無いレベル」と繰り返しアナウンスした。


一方、都のデータの総量は約1248Bq/m3 だが、小出分析のように核種を増やせば当然、値は増える。
ここから導かれる実効線量は都のそれは142 μ Sv/日(小出分析より比例配分)、ガス状を加味して5倍として700 マイクロシーベルトほどということになる。
つまり1 日で0.7 ミリシーベルト。小出さんは1日あたりおよそ1 ミリシーベルトと推測した。いずれにしても文科省の広報値よりずっと多い。


特に幼児、「成長盛りの子ども」は内部被曝には要注意だから、フランス大使館が自国民に勧告したように、政府も都民には「念のため外出を避けて窓を閉めるように」勧告すべきだった。


ショッキングな内容だけど、小出裕章氏の分析は、空気中の放射能を吸引して分析し(単位はベクレル)、それが人体に与える影響を放射線値に換算(シーベルト)して示しており、政府と東電が発表する数値と比較し、検討する価値のある資料だと思います。